アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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足利市産廃不法投棄事件の被害者が、地域住民の健康被害の懸念を訴え、出したチラシの驚愕内容

 本紙では何度も取り上げている、「産廃マフィア」と栃木県など地元行政が結託したとしか思えないこの事件ーー。
会社を乗っ取られていた間、所有している採石場(下写真)に産廃の不法投棄をされ、結果、毒物が堆積する“死の山”に代えられた「冨宇賀建材」の冨宇賀利行代表(71)は、健康被害者との栃木県知事への2度に渡る直訴(ただし2度とも面会ならず)に続き、今度は不法投棄場所周辺の住民に直に呼びかけるべく、チラシを作成し、この4月5日から7日にかけ4607世帯全部に配布したようだ。
本紙はそのチラシを入手したので、以下に転載しておく(上の写真はその見出しと写真部分)。
それにしても、なぜ、いまチラシ配布なのか。
 作成者でもある冨宇賀氏は、上州弁丸出しでこう憤る。
「政治家が腐ってると思ってたら、県庁も警察も、そして司法までも腐敗しきっていた。オレは何度も(会社乗っ取りや不法投棄の件を)告発したのに、ヤツらはなんにもしねぇんだ」
その冨宇賀氏、それでも愚直にも告発を続けている(現在は県を相手に健康被害者と損害賠償請求訴訟も闘っている)ため、今でも「産廃マフィア」側から生命が狙われ、この間、10年以上も世間から隠れて暮らしているという。
その冨宇賀氏が続ける。

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