アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<実例>経営破たん後も“資産隠し”に精を出していた「SFCG」大島健伸元会長

 すっかり報道されなくなった、経営破たんした大手商工ローン「SFCG」大島健伸元会長(冒頭写真)の数々の疑惑だが、むろん、司直の手を逃れたわけではない。
担当検事の春先の異動で延びてはいるが、大島氏のXデーが来ないなんてことはあり得ない。
それに、大島氏の疑惑は過去の話ではない。現在もその1つ、“資産隠し”のお蔭で、たくさんの借り手は眠れない不安の日々を送っている。
大阪府内で工務店を営むA氏(30代)もその一人。
「SFCGからおカネを借りた覚えもなければ、一度として返済が遅れたこともありません。それなのに、仕事場と兼用の自宅に競売をかけれら(昨年10月、競売開始決定)、現在、異議申立を行って争っていますが、ヘタをすれば追い出されかねない状況です。ここを出されたら、まだ小さい子どもを抱え、私たち一家3人はどこで暮らせというのですか。こんな理不尽なことが許されていいのでしょうか」
A氏はその思いを、本紙に訴えてくれた。
A氏が自宅を抵当に2800万円借りたのは2006年7年のことだった。借り先は「総合マネージメントサービス」(東京都中央区)なるSFCGとはまったく関係ない会社。いったい、どういうことなのか?

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