アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

トーマツから監査で「待った」をかけられたアーバンコーポレイション

  東証1部上場の不動産会社「アーバンコーポレイション」(本社・広島市)は5月15日、2006年3月期決算の監査で、監査を担当するトーマツと意見が対立して監査報告書に判子をもらえず、結果、予定していた決算発表日を延ばすという異例の事態になり、関係者の間で注目を集めている。もっとも、18日にはその内容を公表、業績を下降修正することで話がついたようで、株価も19日には元に戻った。
かつては、監査料さえもらえば簡単に判子を付く傾向の強かった監査法人だが、つい先日もカネボウの粉飾決算を見過ごすなどして中央青山監査法人が営業停止になったばかり。これでは監査に慎重になるのは無理もない。
しかも、アーバンコーポレイションといえば、過去、何かとよからぬ話題を振りまいて来ているだけに、それでも、なお何かあるのでは、と憶測が憶測を呼ぶ向きもある。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧