アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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マザーズ上場「DDS」筆頭株主、担保融資トラブルで明らかになった仕手人脈

マザーズ上場の指紋認証ソリュージョン「ディー・ディー・エス」(DDS。本社・名古屋市)の筆頭株主である柏原武利氏、ロンドンAIM市場上場「BGT」(東京都中央区)の代表ということで、昨年DDSの増資引き受け、さらにDDSとBGTとの業務提携が発表された際にはこれでDDSは業績不振から立ち直れるとの見方もあった。
ところが、借り主側とのトラブルが表面化し、増資引き受け資金の大半は柏原氏のものではないことが発覚。柏原氏はDDS株の長期保有を約束しているが、すでに担保流れで10%を切っており、実際はまさに短期の差益狙いで、他の仕手筋と実態は同じではないかとの疑義を、本紙は柏原氏の「過去」と共に報じた。
こうしたなか、さらにそう考えざるを得ない事実が判明した。
柏原氏はこの4月1日、2法人1個人を相手取り、約1億500万円の支払いを求めて東京地裁に提訴していた。(冒頭写真=訴状)
柏原氏、すでにDDSのIRで明らかにされている件とは別に、昨年9月、DDS株1万2000株、それに「NESTAGE」株500万株を担保に、約1億円を借りていた。
これら株式はあくまで担保に入れたにも拘わらず、貸し手側は返済期日を待たずこれら株式を売却してしまったため、売却代金と借りた資金と相殺した差額分(借りた資金は、当時の株式時価の55%)を支払えというものだ。

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