低時価総額の新興株狙いの個人投資家の間で、最近、注目を集めているのがヘラクレス上場のITサービス「モジュレ」(東京都千代田区)。
何しろ現在、上場維持基準値21億円以上であるところ、時価総額は2億円にも満たない。
内、浮動株時価総額の上場維持基準1億円以上も満たなかったが、この3月下旬、突如、ストップ高となり、4月13日、浮動株時価総額分に関しては管理銘柄の指定を除外された。
その株価上昇だが、それは3月24日、同社が発表した11年3月期の業績予想の修正が契機になっているようだ。
何しろ、ストップ高にまでなり、それまで7000円台だった株価が一時、1万4000円近くと倍近くになったのだ(冒頭写真=そのチャート図。その後も1万1000円前後を維持)。
この修正は大幅な上方修正だったと思って当然だろう。
だが、現実は