すっかり世間から忘れされてしまった感さえある大手商工ローン「SFCG」の大島健伸元会長(62。冒頭左写真)。
東証1部に上場していたSFCGが民事再生法を申請したのは09年2月(認められず破産に)。それ以降、連日報道が続き、大島氏が東京都渋谷区松濤の自宅(同右写真) から立ち退いたと思われる昨年6月ごろには、報道ヘリが上空を飛び、関心はピークに。
大手マスコミはしばらく大島氏の転居先を捜していたが、特定できた社は皆無だったようだ。Xデーが延び延びになったこともあり、すでに半年以上、報道らしい報道を聞かない。
こうしたなか、本紙に情報提供があり、一時、大島氏が住んでいた東京都渋谷区の超高級物件の存在が明らかになった。
その前に一つ、関連情報を明かしておこう。
大島氏が所有していた超高級車、4000万円は下らない「マイバッハ」(上写真。車番の数字がすべて同じ)の行方だ。
これが一時、置かれていたのは東京都品川区の品川プリンスホテル裏の高級マンション内駐車場だった(外からは覗けない)。
この情報を某週刊誌もキャッチ。同マンションに大島氏も住んでいる可能性があると見て1カ月近く張り込みを行ったのだが、その間、同車を引き取りに来た者は誰もいなかった。その状況から、大島氏は同マンションには住んでなかったと思われる。