本紙が徹底追及している「新宿セントラルクリニック」(東京都新宿区)林道也院長(医師)の、罹ってもいないのに患者に「性病」と告げ、診察や薬代(同クリニックは医薬分業になっていない)を取っている「詐欺行為」だが、11月6日、最寄りの新宿区保健所(下写真)が医療法に基く立ち入り検査に踏み切っていたことがわかった。
新宿区保健所は、被害者との訴訟結果も受け(これまでに3名が提訴。内1件は一審、控訴審もクリニック側敗訴で上告中。1件は一審同敗訴で控訴中)以前から立ち入り検査を行うとしたが、異例なことだが林院長は拒否していた。
新宿区保健所の担当者に取材申し込みしたが、立ち入り検査の内容はむろん、有無もマスコミには教えられないとのことだった。
だが、保健所に訴えていた被害者にはある程度の状況を説明している模様で、訴訟原告でもある1人E氏はこう説明する。