NHKがグループ会社9社と進めていたNHK社屋のすぐ近くの約1030坪の駐車場土地(=下写真右下の黄色カコミ部分)購入計画は撤回になった。(冒頭写真=「毎日」12月9日記事)
350億円という巨額であり、我々国民の受信料で経営していながら経営委員会にお伺いを立ててなかったことが不信を招いた末のことだ。
しかしながら、関連会社の土地取引に経営委の議決は必要ないのだから本当に必要なら買えばいい。購入計画が発覚し、曲がりなりにも経営委に伺いを立てたわけだからなおさら問題ないではないか。
ところが、経営委が「手続きに瑕疵がある」、「さまざまな不明な点がある」などと慎重対応を申し入れた直後の撤回だけに、「単に世の反発を招いたからと撤回するのはおかしい。後で不祥事になりかねないことがあったからではないのか?」との見方もあり、そのなかには何と反社疑惑も出ているのだ。
というのは、この土地の以前の所有者(上場企業)に反社絡みの問題が出ていたため。