12月13日、山口組、神戸山口組双方共、暴力団社会の新年行事「事始め式」を行った。
侠友会(淡路島)の本部で開かれた神戸山口組側の現場には、つい先日まで山口組側の直系組織だった古川組(兵庫県尼崎市)の古川恵一組長も顔を見せていた(冒頭写真)。
神戸山口組側はコンパニオンまで呼んでカラオケにも興じるなど昼過ぎまで盛大に行ったのに対し、山口組側は酒も食事もせず約1時間で閉会。山口組側から神戸山口組側への離脱者が目立つなか、その勢いの差がそのまま現れた結果と見る向きもある。
そんななか、本紙はつい最近、山口組の執行部会での議題案件として、神戸山口組側による切り崩し工作への対抗策を解説したA4判4枚の文書の存在をキャッチした。