アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

やはり政治案件ではーー「INAX事件」、INAXが告訴取り下げ、津地検は全員を不起訴に

 いったい、「INAX事件」とは何だったのか!?
   本紙が政治的圧力、言論弾圧ではないかと一貫して批判して来た同事件だが、津地検(冒頭左写真)は7月27日、これまで逮捕した5名全員を不起訴処分(嫌疑不十分)にしたと発表していたことがわかった。
今年2月の3人逮捕を皮切りに、それ以降、大塚万吉氏、大塚氏の事務所女性も逮捕。さらに、本紙・山岡までも逮捕しようとしたこの事件、次々と再逮捕し、女性1名(と最初の逮捕3名の内1名のみ釈放・保釈)を除いて未だ勾留し続けながら、いまになって不起訴処分とは……。
しかも、肝心要の告訴人である衛生陶器やユニットバス製造・販売大手「INAX」(本社・愛知県常滑市)はいまごろになって告訴を取り下げ。津地検は加えて、「公判を維持するに足りるだけの証拠を収集することもできなかった」というのだ。
本紙は一貫して、名誉毀損ないし信用毀損のハードルは高いのに、それにも拘わらず事前に一切事情聴取もなくイキナリ逮捕したことは問題と指摘して来たが、その指摘が正しかったことがまさに証明された格好だ。
(冒頭右写真は中井洽国家公安委員長、地元が選挙区)

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