この3月3日付けで、学習参考書や図鑑でトップの大手出版社「学習研究社」(本社・東京都大田区。東証1部)に対し、ある団体から「質問状」が出されていることがわかった。
学研はパソコン教材「Vメイト」を販売しているが、その一方で、別の「サテライトスクール」なるパソコン教材が、教師の個人指導を受けられる権利と共に発売されている。前者は教材のみなのでそれほど高額でないが、後者は個人指導付なので150?200万円するという。
ところが、この2つの教材は極めて似ており、それもそのはず、「サテライトスクール」を発売しているのは学研の専属販売代理店で、しかも、個人指導という「役務」はクレジット契約の対象外なのに、実際にはクレジット販売されているというのだ。
そこで、販売代理店側には質問状を出したが、回答を得られなかったので、学研に出したという。インターネットの「2ちゃんねる」に、その旨の書き込みが出ている のは事実だ。