本紙は1月7日、「官邸が特定秘密違反第1号と圧力かーー消えた『読売』元旦スクープ記事」とのタイトルで記事を報じた(冒頭写真)が、それに対し、翌8日付で、読売新聞グループ本社の広報部長名で、「抗議書」が配達証明付で届いた(以下に、その「抗議書」を転載)。 取り上げた怪文書も、本記事記述内容も一片の事実すらなく、すべて虚偽もしくは捏造で、断じて看過できないとして、本記事を24時間以内に削除、そして5日以内に書面で謝罪文を出すように要求して来た。 しかしながら、少なくとも「読売」元旦号に件の記事が出るかどうかということで一部政府機関やマスコミが注視していたこと、また永田町界隈で「怪文書」が流れたことは紛れもない事実であり、一片の事実すらないとして、一方的に「抗議書」を送り付け、提訴を臭わせ、記事削除、謝罪を要求するなど、到底受け入れられるものではありません。 本紙では、この記事掲載と並行し、逆に広報部長宛に「質問状」を送付したことをお伝えしておきます。 また、この際、本紙としては、この件に関する情報提供を広く求めます。些細なことでも結構です。このアドレス( [email protected] 。FAXの場合は03-3203-3018)に是非、ご連絡下さい。 件の内部資料を送られたとされる方からの連絡もお待ちしています。本紙が入手すれば、例え秘密保護法に抵触し得る可能性があっても、報じるべき価値があると判断すれば必ず報じます。…