本紙は5月8日、総額4215億5000万円もの支払いを、岡田和生会長ら現・元併せ13名の役員に求めた株主代表訴訟が「ユニバーサルエンターテインメント」(旧アルゼ。6425。JQ。東京都江東区)に起されたことを報じている。訴状は4月27日付けだから、すでにそれからは丸々1カ月以上経っている。
株主代表訴訟提起はIR対象。しかもこれほどの巨額となれば、リスクの大きさを考えればなおさら迅速にIRすべきはずだが、未だIRされていないのはどういうわけか。
これほどの巨額になった内訳などについては、本紙の前回記事で述べているので、是非ともご覧いただきたい。
昨年のユニバーサルの定時株主総会(今年は6月26日)直前には、本紙・山岡を刑事告訴までした(昨年12月19日、不起訴になった旨IRされている)ユニバーサル。まさかとは思うが、株主総会後までこの株主代表訴訟の件をIRしないつもりなのか?