アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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「東理」元社長・福村康廣被告の公判はようやくこの9月から開始の見込み

 東証2部上場「東理ホールディングス」の特別背任事件で、元会長の福村康廣被告(冒頭写真)が逮捕されたのは昨年11月。
だが、福村被告は未だに容疑を否認しているため(したがって、未だ保釈にもなっていない)、公判前整理手続は思うように進まず、当初、今年3月には終えるつもりが5月に延び、さらに7月に延び、ようやくこの8月に終え、9月からようやく公判が始まる見込みだという。
もっとも、福村被告がいくら容疑を否認しようが、すでに今年2月に報告された「第3者委員会の中間報告」において、特別背任容疑に問われた、東理の第3者割当増資実施にあたって実質、自分の会社で多額のコンサルフィーを受け取っていたことは少なくとも「注記を要するもの」だったと認定されている。

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