アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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これが「岡本倶楽部」が起死回生を狙った12番目のホテル(あの末野謙一氏も関与!?)

 本紙は7月22日、「岡本倶楽部」関連で、12番目のホテル計画があったことを報じている。
その全貌がある程度わかって来たので、追加報告する。
冒頭に掲げたのは、大東正博氏がオーナーの「岡本倶楽部」が開業を目指していた12番目のホテル。
このホテル、京都府京丹後市久美浜町の海岸近くにある(地上13階地下2階)。
もっとも、この上物は1995年5月に建設されていた。当時、開業を目指していたのは「久美浜リゾート」(京都市)なる会社。だが、関係者によれば、資金難で結局、開業されないまま、長年、野ざらしにされて来たという。
 その“幽霊ホテル”に、新築するより安上がり(それはこれまでの11ホテルの多くも同様)だし、久美浜はリゾート地としてのブランドも高いということで、目を付けたのが大東氏。これまでの11ホテルとは別に、この上物を改装し、体の不自由なシニア層も楽しめる長期滞在型リゾートホテルとして単独の会員制ホテルとして開業することを計画した。
本紙が入手したその「リッツ京都久美浜」(仮称)のパンフレット(上写真=パンフ中のホテル外観)によれば、従業員の60%を介護ヘルパーとすると謳っている(横写真)。
「他の11ホテルは、これまで集めた預託金を入れた者が共通して使用できるが、ここは別に、体の不自由なシニア層を介護できるホテルとして、高額の会員権を発売。その資金で、預託金の1回目の償還期分の資金不足を補おうとしたのです」(関係者)

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