アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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京地検特捜部が「河村建夫」官房長官(当時)の背任容疑で動き出す

 8月7日の「朝日」が、官房長官だった自民党の河村建夫代議士(冒頭写真)が引き出した2億5000万円の官房機密費の使途につき、東京地検特捜部が内閣府に使途を照会する方針を固めたとスッパ抜いた。
河村氏は麻生内閣の官房長官だった昨年9月1日、官房機密費2億5000円を引き出した(本紙既報の「内部資料」掲載の関連記事あり)。
だが、この日は自民党が衆議院選挙で大敗し、下野することが決定した投票日から2日後のこと。もはや内閣による政策遂行等のために費用を使う必要性がなくなっていた時期と思われる。
河村氏は2008年9月に官房長官に就任。以降、毎月官房機密費を下ろしていたが、その額は約1億円と一定しており、この時だけが約2・5倍と突出していた。
そのため、目的外使用している可能性があり、だとすれば背任罪、予備的に詐欺罪に該当する可能性があるとして、大阪の市民団体の39名が今年1月18日付けで、東京地検特捜部に告発状(以下に一部転載)を出していた。

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