この不可解な事件が、計画的なものだったことを匂わせる「犯行計画書」といってもいいもの(冒頭写真)を本紙は入手した。
直接の実行犯であるS氏の直筆によるもので、メモ帳に9頁に渡って綴られていた。
出だしには、「沖縄から帰り生まれ変わった事をアピールして『犬』を演じる」との記述も。
S氏は犯行の約1カ月前、山口もえの夫・尾関茂雄氏が主宰する沖縄のセミナーに参加しており、やはり、このセミナー参加が何らかの契機となったのだろうか。
また、「実際の金の動きを掌握する。金庫の鍵や印カン、通帳の鍵を押さえる」との記述もあり、今回の犯行は計画的だったことが窺える。
(上写真=この金庫の現金も盗まれた)