顧客情報が社員や関係者の不注意で流出するケースは多々起きているが、なかには、一部不良社員などが名簿屋や犯罪組織に横流しするなど悪質なケースもある。
今回、発覚した「NTT東日本」のケースは、同社の光インターネット接続サービス「フレッツ」などの営業代行をしているある有力販売代理店から顧客情報が流出したものだ。
それだけなら、よくある話かも知れないが、その顧客情報の内容がスゴイ。
「この家は昼間は老人だけしかいない」「痴呆症の老人だけが住んでいる」など、ドロボーや悪徳訪問会社にすれば垂涎の情報が含まれていたのだ。