ご存じ、日本振興銀行の木村剛元会長らの逮捕に始まったこの捜査だが、警視庁だけでなく、東京地検特捜部(財経班ではなく)も乗り出しており、さらに拡大していくのは確実な情勢だ。
こうしたなか、木村主導で築き、犯罪にも関与している可能性もある「中小企業振興ネットワーク」も影響を受けないわけがなく、そのネットワークに参加している上場企業16社も打撃を受け、資金繰り難になる可能性が高いとの報道も出ている(冒頭写真=会員制情報誌『ベルダ』最新号記事)。
その16社だが、SFCG絡みで傘下に治めた「カーチスホールディングス」「マルマン」、金融系の「NISグループ」などは良く知られているが、本紙既報の「シノケングループ」のようにほとんど知られていないところも少なくない。
以下、その16社の社名、事業内容などを紹介しておく。