アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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小沢「強制起訴」で疑惑深まる検察審査会――そもそも、検察審査員は無作為に選ばれているのか!?

 検察審査会による2度の「起訴相当」議決、そして検察官役を務める「指定弁護士」の3名も決まり(冒頭写真=「毎日」(11月2日夕刊記事)、小沢一郎民主党元代表の政治資金規制法違反容疑での強制起訴に向けての手続きは着々と進んでいる。
だが、本紙で10月27日に報じたように、検察審査会の議決に必要不可欠な、不起訴にした担当検察官からの意見聴取がアリバイ的に議決“後”になされた可能性が浮上するなど、検察審査会に関する重大疑惑が次々と出て来ている。
いつ意見聴取したのか、日時を回答すればこの疑惑は簡単に払拭さえるのに、回答しない検察審査会の秘密主義がクローズ・アップされているわけだが、ならばと、新たな質問を検察審査会に投げかけたことで、さらなる重大疑惑が浮上している。
それは、検察審査会で議決を行った審査会員11名は、国民から無作為に選ばれているとされるが本当なのかという根本的な疑問だ。
「検察官適格審査会」の委員も務める森裕子参議院議員(民主党)は、先日、検察審査会にこの無作為選出の方法に関して問い合わせ、結果、コンピュータで選んでいるとして、それを裏づけるとする「仕様書」コピーを提出させた。
現在、それを専門家が分析中とのことだが、本紙の元には、すでにこれに関する数々の疑問の声が聞こえて来ている。

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