アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

「毎日」キャンペーン中ーー「脱法シェアハウス」のオーナーになっていたあの御仁

 「毎日」が今年5月以降、大キャンペーンを張っている「脱法ハウス」問題。その記事件数はこの間、50回にもなる。
住居のシェアリング(共有)が注目されるなか、しかし、「毎日」が問題とするのは、1件の家に数人で住むものではなく、従来のワンルームをさらに鶏小屋のように細分化し低所得者層向けに販売している方。多くはレンタルルーム、倉庫とされ、住居なら義務づけられている窓、火災報知器設置などの消防法違反などをすり抜けており、火災になったら命の危険が高いなど問題多いと見るからだ。
この「毎日」キャンペーン、具体的な物件を次々と槍玉に挙げている。ただし、具体的な業者名を挙げているのは、過去に放火事件が発生し4人が焼死し、民事訴訟で安全設備が不十分だったとして賠償命令が出たテレホンクラブ「リンリンハウス」も経営する森下景一氏がオーナーのネットカフェ大手「マンボー」(東京都新宿区)だけだ。
本紙が注目するのは、8月5日の一面トップ(=冒頭写真)で、女性専用の物件代表として、その前には江戸川区の分譲マンション所有者にシェアハウス用改築を持ちかけ、管理組合と対立していると報じられた中央区銀座のシェアハウス業者。
実はこのT社のオーナー、過去にいろいろトラブルを起こし、また本紙ではあの44名の死者を出した歌舞伎町火災ビル跡地絡みで紹介したこともある有名人だったのだ。

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