深夜まで営業の総合ディスカウント店経営「ドンキホーテホールディングス」(東京都目黒区。7532。東証1部)は、インバウンドも加わり業績は絶好調だ。
「大量保有報告書」(今年1月22日提出)によれば、創業者で、現在、創業会長兼最高顧問の安田隆夫氏(66)の持ち株状況が変化していることがわかる。
安田氏は、これまで安田氏個人、安田氏の資産管理会社「安隆商事」、公益財団法人「安田奨学財団」などで計17・32%を保有していた。
その比率は以前と同じ。
今回、変化したのは、安田氏個人の持ち株比率4・8%が〇になり、もう1つの資産管理会社「ディーキュー ウィンドモーレン ビーヴィ」にその4・8%分がそっくり移ったこと。
実は昨年12月28日にも「大量保有報告書」が出されており、安田氏個人の5%分が前出「ディーキュー」に移動。
要するに、この間、安田氏個人9・8%のドンキ株がそっくり「ディーキュー」に移動し、安田氏個人分はまったく無くなったということだ。