アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

マンション管理最大手「日本ハウズイング」ーー今度はリゾートマンションでのレジオネラ菌発生“揉み消し”でトラブル?

 本紙では3月29日、マンション管理大手3社の一角、「日本ハウズイング」(4781。東証2部。東京都新宿区)が、本来、マンション管理のプロとして法令などの規程を遵守し適正に管理すべきところ、管理組合と癒着して不法行為をしているとして、管理する東京都杉並区の大型マンションの住民から国交省に「告発状」が出されるなどしていることを報じた。
そうしたところ、今度は、同じく日本ハウズイングが管理する西軽井沢のリゾートマンション(冒頭写真。124戸)において、温泉給湯施設でレジオネラ菌が発生したにも拘わらずその事実を隠蔽? それを告発した住み込み管理人に同社は責任を押しつけ解雇したとして、同管理人から「解雇は無効」として労働審判を起こされていたことがわかった。
レジオネラは環境中に普通に存在する菌で、通常は感染症を引き起こすことは少ない。しかし、大量の水を溜めて利用する場所で増殖し易く、高齢者など抵抗力の少ない人にとっては、同菌を原因とするレジオネラ肺炎に罹った場合、高熱や悪感などの症状が起こり、最悪の場合、呼吸困難を発し意識障害を併発し死亡することもあるという。

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