アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ホテルで会議した相手は馬主M氏か――舛添都知事の競馬利権

 政治資金支出などを巡る公私混同問題で都政を混乱させた責任を取り、6月15日午前、ようやく辞職願いを出した舛添要一東京都知事――7月31日にも行われる都知事選候補者として自民党では小池百合子元防衛相、民進党では蓮舫参議院議員の名も出ており、実質、女性2人の戦いになるとの見方も。
それはともかく、ここに来て、ある馬主が重い口を開いた。
ケチケチぶりの実態が明らかになった舛添知事だが、それは同時にカネに対する執着を意味する。
この馬主、「舛添さんがあれほど都知事のイスに執着したのは、もっとも手軽に(裏)カネが入る競馬利権の影響力を失いたくなかったからではないか」というのだ。
 しかも、舛添知事のこの間の公私混同問題の代表的なケースとして、13年、14年の正月に千葉県内の「龍宮城ホテル三日月」(横写真)に家族と宿泊しながら、部屋に出版社社長を招き政治的な会議をしたので会議費で支払ったのはおかしくないと強弁した件があったが、この馬主は「その相手は実は競馬利権で大きな影響力を持つM氏ではないか。それは公に出来ないので、出版社社長ということにしたのでは」とも。いまや、舛添知事曰く出版社社長は実在しないとの見方が取材記者間の大方の見方だ。
では、その競馬利権とはいかなるものなのか?

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