アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

共謀罪、今国会不成立の可能性も安心できず

10月22日(土)、予定通り、午後1時より東京都渋谷区の宮下公園で、「共謀罪反対の表現者たちの集い」が開催された。 開始時には小雨がパラつき、天候が危ぶまれたが、夕方にかけて曇天ならが小雨も止み、ホッとした。 しかしながら、この天候のためなのか、参加者は80名余り。途中合流して一緒に渋谷周辺をデモした労働者団体等を含めても200名弱とやや寂しさも感じないわけにはいかなかった。 その際、ふっと思ったのが、今国会不成立が濃厚との報道を受け、安心して、「天気も良くないことだし……」と参加を見送った方もけっこういたのではないかという点。 自民・公明両党は17日の与党国対委員長会談までは、今国会成立を間違いなく目指していた。ところが、民主党が思った以上に強く反発し、18日に予定していた衆議院の法務委員会開会が流れた。何しろ、余りにデタラメは法案故、自民党内部からも修正論も出る始末。 そのため、自民党側は23日の参議院神奈川補選前に衆議院で強行採決はしないとしていた。 しかしながら、その補選で自民党は川口順子前外相が大勝ちした。 今国会は11月1日まで。物理的にまず無理と思われる。しかし、過去のケースを見た場合、反対派を油断させる作戦で、明日(25日)から一転、なりふり構わず強行突破を図る可能性もまったくないわけではない。 また、例え今国会で成立しなくても、「継続審議」となる確率が高く、その場合、来期国会ではすでに審議は十分に尽くされたとして余裕で成立してしまう可能性は高い。 それを阻止するためには、油断無く、この時間的ゆとりを大切にし、まだまだこの法案の悪質さを知らない方に広く訴え、反対の声をより高めて行くことが必要だろう。 なお、こんな集会でも たくさんの公安警察官が出没していたことを付け加えておく。…

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