アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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業務に必要で問題なし!? 福島復興事業元請けゼネコン現場責任者によるストーカー行為

 いまも福島県では原発事故に関わる復興事業が必死に展開されているが、その最中、某元請けゼネコンの福島営業所の50代現場責任者A氏が、仕事上知り得た個人情報を悪用し、現場事務所に勤務する下請け業者の20代女性B子さんの携帯電話のLINEに入り、毎日のように一方的にメッセージを送っていたことがわかった。
今年3月初旬のことで、当初は下請けの立場上、無碍にもできず、B子さんは最低限応じていたところA氏は勘違いしたのかエスカレート。そのため一転、B子さんは無視したが、それでもLINEは止まらないどころか、自宅に訪れた形跡が……。そして、B子さんは不安で不眠に。
警察にも相談したが、「まだ実害がない」と相談のみの対応で、ついにB子さんは意を決してA氏に直接抗議する。
 結果、6月からLINEはやっとなくなったと思ったら、今度は非通知電話がかかる。そのため、B子さんは会社を辞めることに。
そんななか、8月にはB子さんの部屋に何者かが侵入する事件が発生。しかし、実害がなかったことから捜査はされず、B子サンは不安からついに精神科に通うことに。
そんななかB子さん、9月に入り再度、警察に相談し、やっとA氏は警察に呼び出され警告される。
B子さんは現在、携帯電話番号を替え、自宅まで移転を余儀なくされているわけだが、対するA氏はいまもまったく反省の色なし。また、所属するゼネコンにしても、本人に聞き取りしたとの結果が、「業務に必要な事を数度LINEで話しただけなので問題ない」と何らお咎め無し。そして、A氏はいまも変わらず福島で仕事を続けている。
だが、本紙が得たB子さんとのLINEの内容(以下に転載)を見ると、一方的にA氏のメッセージ、デートの誘いなどが執拗に行われており、事実はまったく異なる。

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