アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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東京地検特捜部が、証券取引法違反容疑でライブドア本社等を強制捜査

●容疑は「バリュークリックジャパン」の株価釣り上げの模様

「出る杭は打たれる」ということか。
東京地検特捜部と証券取引監視委員会は本日午後6時半ごろ、六本木ヒルズのライブドア本社や、ホリエモンこと堀江貴文ライブドア社長の自宅など首都圏の10数カ所を、証券取引法の「風説の流布」の疑いで強制捜査に入った。容疑対象は法人、個人とも複数に上がるようだ。
ライブドアの子会社、マザーズ上場の「バリュークリックジャパン」(本社・東京都港区。ホリエモンも取締役。現・ライブドアマーケティング)は04年10月25日、一般向けのマネー情報雑誌を主体とする「マネーライフ社」を、同年12月1日を持って完全子会社化すると発表した。
バリュー社の株価はその前日終値は1700円だった。ところが、この発表直後から急騰し出し、子会社後の同年12月5日終値は5万500円、12月12日には7万5000円にまでなった。
ところが、実際にはすでに04年5月、ライブドア本体がマネーライフ社を実質、買収しており、また、マネーライフ社は赤字決算だったにも拘わらず、それら事実を隠して完全子会社化すると発表し、よって株価を釣り上げたと特捜部は見ている模様で、このことが「風説の流布」に当たる疑いがあるということのようだ。

●東京地検特捜部の本当の狙いは別にある?

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