アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

道警による北海道新聞社長逮捕説のその後

本紙は05年12月7日、「道警が、裏金問題報道を逆恨みし、北海道新聞社長逮捕を臭わせ恫喝!?」なるタイトル記事を報じている。
そのなかで、12月上旬を目処に、内部調査委員会が、裏金問題報道でねつ造記事がなかったか調査結果をまとめるとしていると記している。だが、その後、そういう報告があったとは聞かない。いったい、どうなっているのか。
結論をいえば、現場記者の抵抗に会い、内部調査は進んでいないようだ。
「経営陣側は正式な内部調査委員会を発足させるつもりだったが、それ自体、抵抗に会い立ち上がっていない。社長の取りまき連中が個別に調査に動いているというのが現状です。しかし、問題とされる記事に関係した記者は調査を拒んでいるため、調査できていません。
それはそうでしょう。調査する以上、取材した者が実際に存在するか、その意図を正確に伝えているか等、確認が必要で、そのためには取材協力者を特定するのが大前提です。しかし、調査側はあろうことか、“場合によっては、その取材協力者の存在や、その内容を道警にいうかも知れない”と言ったそうですから」(事情通)
そのため、7名とも言われる関係する現場の記者全員はネタ元を一切明かさないそうだ。

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