アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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ホリエモン、広島6区出馬は計算の上?

●世界第7位の「常石造船」。宮澤元首相の有力スポンサー

ホリエモンこと、堀江貴文氏が広島6区から出馬表明、亀井静香前衆議院議員とぶつかるのはご存知の通り。
既報のように、堀江氏の故郷は福岡1区。では、広島6区はまったく無縁かといえばそんなことはない。
「常石造船」とのつながりがあるからだ。
同社の本社は福山市にあり、ここの選挙区は7区。しかし、6区にも多くの社員が住むなど、かなりの影響力を持っている。
現社長・神原勝成氏もそうだが、代々、神原一族が社長に就いている。
 そして、その一族である神原弥奈子氏(写真)は「ニューズ・ツー・ユー」(東京都千代田区)という、企業自身がインターネット上で企業PRしていく上でサポートするIT系企業の社長だが、同社に出資し、社外取締役に就いているのが堀江氏なのだ。
「常石造船」が政治的に影響力を持っているのは、広島7区の宮澤洋一前衆議院議員の有力後援者であることでも明らか。周知のように、洋一氏は宮澤喜一元首相の甥で、00年に宮澤元首相が比例区に転出した後、洋一氏がその地盤を受け継いでいる。そして、常石造船は宮澤元首相の有力後援者だった。
それを実感させてくれるのが、東京は原宿の宮澤元首相の邸宅。この敷地は常石造船の所有なのだ。

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