いま話題のソーシャルレンディングを先取りした「みんなのクレジット」(東京都渋谷区。現スカイキャピタル。17年4月まで白石伸生氏=冒頭写真=が代表)は話題を呼んだものの、昨年3月、8月と2度に渡る業務停止を食らい実質、業務ストップに。
そして今年2月23日、ソーシャルレンディングで集めた約45億円中の未償還資金約31億円をわずか約1億円で債権回収会社に事業譲渡。投資家には、未償還資金のたった3%だけ償還し債務を免れようとしたが、投資家の一部が返還訴訟を起こすや、3月14日、白石氏がいまも代表を務め、かつ、みなクレで集めた資金の大方の融資先だった「テイクオーバーホールディングス」(旧「ブルーウォールジャパン」)が、“間接的”ながら投資家に迷惑をかけたとして、訴訟提起しないことを条件に「調整お見舞金」を払うと発表ーー。
このように、カネを集めるや、ともかく出来る限り、投資家には返済しない魂胆かとも思えるなか、投資家からすれば、「詐欺!」との言葉が飛び出すのも当然といえば当然だろう。
そこで集団訴訟を提起すべく、集団訴訟ポータルサイトで投資家の一部が仲間を募っていたところ、6月、白石氏から名誉権を侵害しているとして削除願いがこの集団訴訟プラットフォームを提供している会社に届く。
結果は、現在も同ページは削除されていないのだが、本紙はその白石氏の言い分を記した資料を入手したので、以下に紹介する。
読者自身が、両方(*問題とされるプラットホームはココをクリック)を見比べ判断していただきたい。