本連載591回目(10月17日)で「ランドコンピュータ」(3924。東証2部)の株価操縦疑惑を取り上げた。
20人ほどの顧客から総計2億円ほど集めて、その顧客名でネット証券に口座を開設し、ID、パスワードを顧客には教えず、自分らが借名で売買している。しかも、顧客の意思に反して、いつまで経っても株を処分し返金しないという内容だった。
この仕手グループは、証券取引等監視委員会と警視庁合同の「ストリーム」(3071。マザーズ)株価操縦疑惑の強制調査のターゲットとされる人脈とリンクしているため、当局に呼ばれ調査を受けたようだが、その程度で反省する奴らではない。
当局の事情聴取も終わり再び動き出している。
性懲りもなく、また2つの銘柄を買い漁っている。