来たる8月23日~28日の6日間、神奈川県民センターで「日本軍の毒ガス展」が開催される。主催したのは毒ガス展横浜実行委員会。
かつて日本陸軍の731部隊が中国で人体実験をおこない、細菌兵器を開発し、実戦で使用したことは歴史的事実として知られているが(ただし政府は「活動の詳細を示す資料がない」と否定)、毒ガス(化学兵器)も製造・使用していたことは、あまり知られていないのではないか。旧陸軍が広島で、旧海軍が神奈川で秘密裏に製造し、日中戦争で使用した。そして中国大陸に遺棄された大量の化学兵器が、今も住民を苦しめている。
自国による加害の歴史に向き合うのはつらいことだが、それなしに戦争の実態を捉えることはできない。戦争体験者が少なくなる一方、世界で戦火が拡大しつつある今こそ、振り返るときではないだろうか。
なお展示期間中にミニ講演がいくつか行われるが、「毒ガス島の悲劇」と題してフォトジャーナリストの樋口健二氏が講演する。樋口氏は福島第一原発事故よりずっと前から被曝労働問題を追い続け、本紙・山岡の著書『福島第一原発潜入記』でもインタビューに応じていただいたことがある。
・日時:8月23日(日)~28日(金)10:00~18:00(但し、28日は15:00)
・場所:かながわ県民センター1階展示場
・入場無料
・主催:毒ガス展横浜実行委員会
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