■プロフィール 株歴16年、出版社勤務の兼業投資家。資産は2015年に一時、一億円越えとなるも現在は漸減中。投資に必要なのは1に「需給」、2に「ファンダ」だと考えており、できるだけ負けない投資を心がけている。
≪先週の相場展望の振り返りと今週の見通し≫
先週の11月11日の金曜日17,375円だった日経平均株価は、今週末の18日の金曜日には17,967円と実に592円の上昇をみせた。日経平均CFDも確認すると18,009円。これは10ヵ月ぶりの力強い水準。ただ、日経平均の上昇はまだまだ[道半ば]だとみている。
今週もこの為替水準(円安)を維持できるのであれば、低水準な裁定・信用買い残、そして盛り上がってきた?出来高?からして、仮に「指数」の短期調整が入ったとしても、「個別銘柄物色」は終わらず、そうこうするうちに指数は、ずんずん上を目指すのではないか。大型金融株など指数に引きずられやすいものだけ利確をして、東証1・2部の小型株、材料株などはホールドでよいと感じている。
その理由として、先週に引き続き日本企業の[業績変化]を挙げたい。