●裁判官は取り下げを促すも、答えを避けた荒木代表弁護人 昨8月9日午後4時半から、本紙のパシコン関連記事に関し、荒木民生代表が、そのすべての記事を削除するように、仮(緊急に)に裁判所が本紙側に命令してくれることを求めた件の審尋があった。 本紙既報のように、それが認められるためには、本紙記事に公益性がなく、また、内容も明らかに「事実無根」であることを荒木代表が裁判官にわからせなければならない。しかし、これまでそれができておらず、裁判官は再度、この日までに、「事実無根」であると推測させる「証拠」提出を求めていた。 そして、新たな文書が荒木代表側からは提出されたものの、裁判官は「仮処分」のハードルは高いとして、実質、その場で荒木代表側弁護士に「取り下げ」てはどうかと促した。 しかし、荒木代表側弁護士は回答を避けた。 そのため、次回の審尋日が8月25日午後2時半からに新たに設定された。 この日までに、荒木代表は「取り下げ」に合意するのか、それとも、あくまで判決を求めるのか。 いずれにしろ、荒木代表の仮処分申立が認められない可能性が一段と濃厚になって来た。…