相変わらず、無登録であるにも拘わらず投資助言をしてカネを取っているケースが後を絶たない。
証券取引等監視委員会(SESC)は3月13日、「やまびこ投資顧問」(東京都中央区。畑孝光代表)に対し、無登録業者との連携などに基づく行政処分の勧告を行った。
やまびこ投資顧問が連携していたのが、裏のオーナーと言われる「産業と経済」(東京都渋谷区)。だが、こちらは無登録だったからだ。しかもこの産業と経済は登記上、すでに2022年12月には解散していたが、四半期ごとに発刊する株式関連情報誌「オール株価チャンス」にやまびこ投資顧問は広告を出し、同誌に綴じ込んだ返信用はがきを送ってきた者に対して電話勧誘を行いカネを取っていた(半年で20万円)。
産業と経済だけでなくやまびこ投資顧問の実質オーナーも、産業と経済の元取締役の山田晃氏。やまびこ投資顧問のHPは閉鎖も、産業と経済の方は現在もHPが見れる(冒頭写真)が謝罪の言葉はなく、未だ「プラチナ会員」の表示があり、実質勧誘しているのか!? この山田氏、昭和時代に投資顧問の走りとなった「赤坂投資顧問」の出身。
また、3月31日には「BANK INNOVATION」(大阪府大阪市)と「プロスペリティアシュアランス」が、SESCから金融商品取引法違反(無登録)で裁判所へ営業停止命令発出を受けた。同社は、米国籍の金融持株会社の投資商品をこの2つの代理店で営業。のべ5824名の一般投資家に合計約66億円を出資させていた。2社とも代表は安藤正一郎氏。
SESCは登録業者には強権発動も、それ以外には告発がなければなかなか動かない。今後もいたちごっこが続くだろう。
さて、本題の先週の仕手筋の動き。
これといった動きはなかったが、かのトンピン氏が関与と思われる不動産会社「エスポア」(3260。名証ネクスト。東京都渋谷区。右横写真=同社株価チャート)が3月中旬から大幅に上昇して来ている。債務超過で「重要事象」だが、営業黒字が定着して来た。ここが他のハコモノ企業とは違うところだ。
その他では、「Bitcoin Japan」(旧「堀田丸正」。8105。東証スタンダード。東京都墨田区)。新規事業としてビットコイン・トレジャリー事業を開始することから昨年11月に社名変更。同時にRIZAPグループとの資本業務提携契約を解消。すでに同社の持ち株比率は5%を切っている。「重要事象」。そして株価は半年間で約10分の1に暴落。上場しているのが不思議なほど業績低迷の会社だ。噂では同社に中国系仕手筋が注目し始めたという。
以下で、少しつけ加えておく。



