アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

NHKに抗議すると暴力団関係者から電話、そして襲撃……

●『週刊金曜日』でジャーナリストの丸山昇氏等が報道 本紙・山岡もその精力的かつ良心的な取材活動で、僭越ながら尊敬している丸山昇氏等が、この7月22日発売の『週刊金曜日』に、NHKの闇に関して衝撃の事実を載せている( 「NHKの裏金疑惑つぶし」 )。 『週刊文春』の今年4月14日号に、NHK現役経理マンが登場して裏金づくりの実態を暴露した記事がある。 そのなかに1993年報道の「クローズアップ現代」で、テレホンカード偽造問題で50万円をポルトガル人の経営する会社に振り込んでキックバックさせたとの証言が出て来る。 実名は載せていない。だが、この人物は有名人で、見る人が見ればわかり、『週刊文春』発売当日にも何件も問い合わせがあり、本人のアントニオ・フェレイラ氏(48)は事実を知る。そして、事実無根とNHK広報担当者に抗議、根拠を示せと交渉しているが、未だに埒が明かないそうだ。 ●「八幡商事」の大村会長が登場 そして抗議してほどない4月25日、アントニオ氏に電話が入る。 相手は山口組系企業舎弟といわれる不動産会社「八幡商事」の大村幹雄会長。 過去、公正証書不実原本記載、恐喝、詐欺容疑などで複数の逮捕歴がある。 本紙もその名はよく聞いたことがある、その世界の大物だ。 「NHKを恐喝するのは止めろ!」との内容だったという。 丸山氏等はこの大森氏に取材。大村会長は「NHKの内部の人間から、恐喝しようとしている者がいると聞いた」と断言したという。それで電話したというのだ。 それでもアントニオ氏はNHK側と交渉を続けていたところ、今度は6月10日午後11時前、自宅前で金属バットを持った3人組に襲撃されたというのだーー。 NHKは一連の騒動後、社内改革に着手しているという。しかし、これではどこまで本気か疑問視せざるを得ない。…

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