アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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<お知らせ>「地方議会の今―ヘイトの台頭と対抗」

 去る参院選から、にわかに「外国人問題」が争点化し、参政党など排外主義を掲げる政党が台頭してきたが、この動きはある地方議会を揺さぶっている。
埼玉県鶴ケ島市議会で8月、「福島恵美議員に対する『鶴ヶ島市議会議員』の肩書を使用して発信することの自粛を求める決議」が可決したが、これは「外国人差別反対」を訴える福島議員への抗議が市に殺到し、果ては「市役所への爆破予告」が出るに及んで、「市民の安全と行政・議会の業務に重大な影響」があるため、福島市議に発言自粛を求める、というものだ。
仮にこうした脅迫行為で議員が「外国人差別反対」すら言えなくなるなら、言論の自由に対する重大な侵害であり、市議会はむしろ脅迫に毅然とした態度をとるべきであった(なお、福島市議は11月14日、決議の撤回を求める調停を川越簡易裁判所に申し立てている)。
来たる11月30日(日)、「差別・排外主義に反対する連絡会」はこの問題をテーマに瀧大知氏(外国人人権法連絡会)を招いて講演会をおこなう。要項は以下のとおりだ。

・開催日時:11月30日(日)14時~
・講師:瀧大知さん
・場所:南部労政会館・第6会議室(東京都品川区大崎1-11-1 ゲートシティ大崎 ウエストタワー2階)
・資料代:700円

■主催:差別・排外主義に反対する連絡会

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