冒頭に掲げた写真は、安倍晋三元首相の地元・山口県下関市の関門海峡を見渡す高台にある「源平荘」という旅館(右下)で、その旅館が売りにしている地元名物・ふぐ盛りを安倍昭恵氏が掲げ、その旅館オーナーM女史と一緒に写っているところ。
このM女史との2ショット、かつてこの旅館のHPに載せられていたが今はない。
なぜなら、『週刊新潮』が2017年5月25日号で、あの写真が旅館のHPに載っていること=昭恵氏は暴排条例「違反者」の広告塔になっていると報じたからだ。当時、健在だった安倍晋三氏は総理なのだから、暴排絡みとなれば、新潮報道を機に削除されたのは無理もないだろう。
下関市には指定暴力団「合田一家」が本部が置くが、M女史は、合田一家総長も参加の月1回の“頼母子講”(参加者が互いに金銭を融通し合う集まり)に旅館1階のレストランを貸すだけでなく、自らも参加していたからだ。
ところが、本紙が得た情報によれば、今年に入り、昭恵氏はこのM女史との関係を断つどころか、この旅館の経営権を譲ってもらい、回数は多くないが、女将として顔も出しているというのだ。
昭恵氏と、このM女史との関係はそれだけではない。
本紙ではこれまでに何度も指摘しているが、昭恵氏は同じ下関市内で「UZUハウス」という素泊まり宿泊施設(ゲストハウス)の経営にも取締役として参加しているが、その6階建て鉄筋コンクリートの建物はM女史が所有。
そして、この建物はかつて合田一家本部が置かれていた。
要するに、M女史と合田一家はズブズブの関係にあるようなのだ。



