不動産投融資を軸に様々な事業を模索する「GFA」(8783。東証スタンダード。東京都港区)は、今年1月8日、第三者割当増資と新株予約権の発行をIR。
予定通り、1月24日には払い込みが行われた。
第三者割当増資は6億円、新株予約権はすべて行使されれば約79億5000万円の計85億円になる大型の資金調達だ。
新株予約権の一部は、ホリエモンこと堀江貴文氏個人が引受け。
1月22日、GFAとホリエモン率いる企業は、仮想通貨(暗号資産)に関するPRおよびマーケティング事業に関してアドバイザリ契約を締結したともIRしている。GFAの片田朋希代表とホリエモンは以前からビジネス上の交流や情報交換で面識があり、同社の多角的なM&Aによる事業展開に共感してもらっているという。
そして、今回の新株予約権による資金調達が予定される大半の66億8000万円は、M&Aや資本業務提携による法人取得における投資資金などに使うという。
もっとも、具体的なM&Aなどの相手先企業名は明らかにされていないが、関係者の間では、間違いないという社名が上がっている。
なお、この新株予約権の発行価額の公正価値の算定をしたのは、本紙とは因縁ある能勢元氏が代表の「東京フィナンシャル・アドバイザーズ」だ。