●6月7日(火)発売の第3号で
本紙では今年5月12日の「下関市長選、公選法違反と市議等が告発ーー背後に、安倍晋三代議士秘書」なるタイトル記事を始め、地元の山口県下関市で浮上した選挙違反疑惑、そして自民党支持者の造反につき、何度も報じて来た。
6月7日(火)発売の『紙の爆弾』第3号に、その総まとめといっていい記事を執筆したので、ご覧いただければ幸いだ。
なお、地元の市議等が、最寄の山口県警にその選挙違反疑惑につき、告発したのだが、その当日、現地取材を行った『週刊現代』はその後、記事化していない。また、いま現在も、県警は目立った動きを見せていないし、漏れ伝わっても来ない。
当初、予測されたこととはいえ、やはり、県警では、安倍晋三代議士の政治的影響力が及ぶ余地があり、動きにくいということだろうか。
●新たな疑惑、下関・新博物館建設
そうした膠着状態の中、問題の下関市長選挙後、地元で新たに浮上したのが、下関市が進める新博物館建設の受注を巡っての疑惑だ。