アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(403回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(11月11日~11月15日)

プロフィール 投資歴26年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は39,500円【+3.8%】と、前稿比+1,446円(※前項比+140→ ▲1068→ ▲624→ +970→ ▲1194→ +2107→ +1142→ +190→ ▲2257→ +284→ +364→ +3038)となった。※2024年8月5日先物30,380円あり。
その後、米国時間を経て日経平均先物価格は39,140円と弱含んで戻ってきた。
ドル建て日経平均の終値は258.4ドル【+3.57%】(※前稿249.5→249.9→ 260.1→ 266.3ドル)となっており、先週は為替の影響とは関係なく強かった。

NYダウは、週間で+1937ドル高となる43,989ドル(※前稿比▲62→▲1162→ +412→ +511→ +40→ +250→ +669→ +1049→ ▲1218→ +388→ +515→ +1162)。※本年最高値。
ナスダック100は21,118Pと、前稿比+1085P高(※前稿比▲319→ +28→ +53→ +236→ +27→ +217→ +277→ +1093→ ▲1154→ ▲145→ +212→ +995→ +72→ ▲582)。※本年最高値。

226-312票(※過半数は270)。オールレッド、いやRedSweepというのかな? 米国大統領選挙が終わり、47代米国大統領はトランプさんとなった。
しかし選挙前の土曜日になったくらいから突然、「ハリス氏が追い上げて接戦になっている」というメディア報道が一斉にでた際は、「これはいったいなんの陰謀なんだ」と思った方は多かったかもしれない。選挙戦直前になって取材を開始したにわかマスコミはアホなのか…。

※今週は注目銘柄情報があります

さて、今週のストラテジーへと移りたい。
トランプ政権1年目は、銀行を中心とした金融業と、意外なことに、当時の東証マザーズ指数が日経平均を大きめにアウトパフォームしていた。これを知って、先回りするように米国の投資銀行や、国内のメガバンクはけっこう上がってしまっているが、実需(業績)を伴うことは間違いなく、しばらくは押し目を拾う方針を採るのも賢そうだ。

また、日本において「グロース指数」は無限の可能性を秘めている、とも感じる。なぜなら執拗に売り叩かれているから、であるが。なにかのきっかけでドカーン!と上がり出し、止まらなくなるのはこの市場なのだろう。はっきり言ってゴミ箱のような市場なので、筆者はほぼ個別銘柄には注目しないが、全体としては別なので、初動の動きを感じたらその際は必ず本稿で記載したい。

こう書いているのも、筆者の目には、もうほとんどここから、どういった業種が上がっていくのか想像がつかないからだ。

直近の決算をみても、米国市場の決算に関しては、いつも通りの好調を維持しているが、米国市場の主要指数を見てみると「S&P500」指数はPER 24.57倍。「ナスダック100」指数はPER 30.68倍。
特に筆者のこれまでの相場経験で語ると「S&P500」指数は、通常15~17倍の中で推移するもので、長期での平均は16.3倍。そして20倍の評価(PER)を越えたことはコロナ前ではなかったように記憶している。もうじゅうぶんすぎるほどの評価がある、という感じなのではないだろうか。

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