アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

内部・外部告発、情報求む!

(弁護士などのプロが調査。ただし、公益性あるケースに限る)

<復活!!>『田沢竜次の昭和カルチャー甦り』第132回「新幹線とかっぱえびせんの60周年」

筆者・田沢竜次(フリーライター)。1953年東京生まれ。編集プロダクション勤務などを経て1983年からフリー。85年『月刊angle』連載を基に『東京グルメ通信・B級グルメの逆襲』(主婦と生活社)を書き下ろし、また文春文庫の「B級グルメ」シリーズでも活躍。B級グルメライターとして取材・執筆を続け今日にいたる。一方、大学の映画サークルで自主上映するほど映画にも精通。著書に「B級グルメ大当りガイド」「ニッポン映画戦後50年」など。

 今年は東海道新幹線開業60周年というのはおなじみの話だが、かっぱえびせん(カルビー)も60周年というのは、あまり知られていない。実はこちとらも知らなかった。こないだテレビのニュースのトピックコーナーかなにかで新幹線とえびせんが60周年同士で、コラボ企画を始めたというのだ。
 たとえば新幹線の各駅にえびのイラストのステッカーを登場させる。写真で見たら品川駅の表示の「しながわ」の「し」の字がえびになってるではないか。それから一日だけ、貸切列車「かっぱえびせん号」を走らせる。これはすごい、乗ってみたいよ。さらに期間や発売エリア限定で、かっぱえびせんのパッケージに新幹線の絵柄が入る。それも開業当時の「ゼロ系」のと、最近の「のぞみ」とあって、これも欲しくなった。
 こうしてみると、当たり前のように存在していたかっぱえびせんが愛おしくなってくる。ちなみに発売当初は、それほど売れたわけでもなかったらしい。5年後の1969年、おなじみの「やめられない、とまらない」のTVCMが始まるや売り上げが爆発的に伸び、スナック菓子のチャンピオンになったのだ。ちなみに今年は期間限定で、のりしお味と白えび味が発売され、地域限定ものでも、わさび味、ほたてバター味、関西だし醤油味、明太子味、、瀬戸内レモン味といろいろあるらしい、知らなかった。新幹線との相性でいえば、車内で缶ビール飲むときの、乾きものつまみとしてバッチリといえそうだ。

この続きを読むには有料購読の登録が必要です。

関連キーワード
検索

カテゴリ一覧