いま全国各地で公園や街路樹など公共空間の「再開発」事業が問題になっている。明治神宮外苑の樹木伐採が典型例だが、本紙でも取り上げた千代田区長によるイチョウ並木伐採の強行、大阪市全域での1.9万本の樹木伐採、神戸市王子公園の再整備等々。
背景には、自治体の予算不足で公共空間を民間事業者に切り売りしていることがある。また往々にして、住民に相談なく一方的な再開発が進んでいる。
こうしたなか、神宮外苑再開発を皮切りに、関東や関西の約20団体が昨年12月「コモンズの緑を守る全国ネット」を結成し、連携を深めてきた。そして「みんなの緑を守ろう」と10月26日午後、神宮外苑から日比谷公園に至るまでのパレードを準備している。その主旨は、各地の再開発事業に対して市民参加による計画見直しを求めることだ。
出発:10月26日(土)午後2時
集合:神宮外苑・18本の銀杏並木(シェイクシャックと駐車場の間の道)
コース:神宮外苑→日比谷公園
詳細は下記の主催団体ホームページやFacebookを参照のこと。
■コモンズの緑を守る全国ネット