先々週は連邦公開市場委員会(FOMC)の開催、今週は自民党総裁選と相場に大きな影響を与える行事が終了。為替の専門家の多くは米0・5%利下げ、日米金利差縮小で大幅な円高を予想。しかし結果は大幅な円安。同じく総裁選では兜町や株式評論家の多くは高市早苗総裁誕生で大幅高を予想。しかし結果は石破茂氏で先物は急落。
専門家の予想がいかに当たらないかが証明されたと思う。なお、読み通りとなった専門家もいるが少数だ。株の世界では少数意見が勝つ。投資家の大半は高市支持、石破だけは不可というスタンスだったため、真逆になった。投資家の予想は希望的願望であり当たらないものだ。
さて、あの銘柄に新たな動きがあったという。この話は後ほど。
先に「東京コスモス電機」(6772。東証スタンダード。神奈川県座間市)--有名中国筋は9月前半にほんの少しだけ買ったようだが、その後は動きなし。売買高もほとんどなく、売り物が増えないことには静観しかないのかも知れない。
それから、通信会社2社は銀行を持っている。ソフトバンクは「ペイペイ銀行」、auは「じぶん銀行」。しかしドコモはない。それで買収が噂されているのは、業績不振が続くふくおかフィナンシャルグループ傘下のスマホ専用銀行「みんなの銀行」だ。お荷物になっており、ドコモが買収するのではとの噂が流れているが、他に「オリックス銀行」を買収との話もあるようだ。
さて、本題に入ろう。