アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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詐欺で逮捕された元K-1選手のパートナーに、PCR無料検査補助金詐欺未遂疑惑

 昨7月9日、大阪府警は詐欺容疑で、焼き肉店「レモホル酒場」などを運営していた(有)「GC」(大阪市北区)の役員、石原義明容疑者(冒頭写真。41)と、厨房機器販売会社「FUJI住設」(北九州市)の社長・藤本英明容疑者(60)の2人を逮捕したことを大手マスコミは一斉に報じている。
FUJI住設はリース会社と契約し、厨房機器を飲食店に販売。
GCにも販売(リース)していたが、2020年、2人は共謀し、違法にリース会社3社に同じ厨房機器を販売する契約をして、販売代金約8700万円を騙し取った容疑。
一部マスコミは、石原容疑者は元K-1選手と報じている。
過去記事を検索すると、石原容疑者は空手の選手として全国に名を馳せ、27歳の時にK-1にスカウトされたと述べている。
 また、石原容疑者は以前、お笑いタレントで、「炭火焼肉たむら」を運営するたむらけんじの飲食店を運営していたこともあるという。
本紙が今回、この逮捕を取り上げたのは、この石原容疑者が役員のGCと業務提携を結びコンセプトカフェをオープン、また、GCは昨年10月まで東京都港区西新橋に本店を置いていたがそこは業務提携相手の本店。さらにいえば、そもそもこのGCは業務提携相手会社が買収したもの--要するに、石原容疑者にはパートナーといっていい人物がいて、その人物は、あのコロナ禍、東京都が補助金を出して都内各地に「PCR無料検査所」を出してもらっていたが、そのうちの4業者、総額約83億円分について、水増し請求などして都から補助金支払い拒否をされた「黒幕」と見られているから。
GC自身も飲食店経営と並行しコロナ禍、PCR検査キッドの販売をしていたが、コロナ明けでその販売事業が不調になり業績が悪化していたという。そのため、不正行為に手を染めたのか?

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