「東京慈恵会医科大学」(以下「慈恵医大」略)といえば、「慶應義塾大学」「日本医科大学」と共に私立医学部の御三家だが、その慈恵医大のトップ、理事長に2003年から実に20年以上君臨しているのが栗原敏理事長(77。冒頭写真)。
ただし、失礼ながら栗原氏が優れているからではない。
それどころか、この間、学長選挙規則を変更してまで「永久理事長」を目論んでいるとも。
というのは、この間、慈恵医大では数々の問題、不祥事が起きているが、栗原理事長自身、大学を私物・利権化し、その罪を逃れるためには出来る限り権力を手放さない方がいいからとも。
本紙では過去、「慈恵実業」の件など報じたことがある。
そんななか、今話題になっているのが一人息子の問題。
この息子も医者だが、2度の逮捕があり、2度目は2年2カ月の実刑に問われ服役。昨年、出所して来たが、何のつもりか、その息子が40分ものYouTube番組に出演し、この間の出来事を赤裸々に語っている(以下で、その番組紹介)。