アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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本紙・山岡の記事は「言論テロ!」と、安倍晋三代議士ベッタリの地元誌が反論

●「集団的自衛権行使や憲法改正などに対する言論テロに鉄槌を」の過激な見出しで 本紙・山岡が、4月7日発売の『紙の爆弾』創刊号で 安倍晋三幹事長代理の疑惑について報じたことに対し、安倍氏の地元、山口県下関市の経済誌が、安倍氏擁護記事を掲載したので、報告しておく。 この雑誌、『週刊ケイザイ防長』(防長経済新報社・下関市伊勢町)という。 地元事情通によれば、「山口新聞同様、安倍事務所ベッタリの経済誌」とのこと。 それにしても、その記事、「安倍晋三氏バッシング記事は左翼陣営の最後の『あがき』」というタイトルからも窺い知れるように、記事の内容には何等言及できず、ただ、安倍氏が靖国神社参拝や日米同盟強化、憲法改正など“まともなこと”を率先してやっているところ、正当な手段で対抗できないから、ブラックジャーナリズムという言論のテロをしかけているという、無茶苦茶な主張。 「つづき」で締めくくっているが、『噂の真相』を、「ブラックジャーナリズムで一世を風靡した某誌」といい、『紙の爆弾』についても、「引き続き同誌がこのほど創刊され」と名指しを避けている腰砕けぶり。 一言いっておくが、本紙は「左翼」ではない。あえていえば、「反権力」。強い者には絶対に組しない。これが唯一のスタンス。 本気で反論する気があるなら、単なるレッテル貼りではなく、きちんと内容で勝負していただきたい。これでは、自分こそがブラックジャーナリズムだと、天にツバしているようなものだといっておこう。 ●疑惑の霊園理事を辞任していた安倍洋子氏 ところで、『紙の爆弾』の安倍氏に関する記事のなかでは、北海道札幌市郊外の疑惑の霊園(社団法人「中央公益札幌」経営)に関しても言及しているが、この疑惑の霊園の理事を、安倍代議士の実母・洋子氏が、昨年10月5日付で辞任していたことが判明した。 山岡は、『紙の爆弾』記事中、現在も、洋子氏は理事を務めていると記しているが完全な間違い。確認作業に関しての勘違いによるミス。この場を借りて訂正しておきたい。 ついでにいっていくと、なぜ、本紙・山岡等がこの霊園を問題視して以降、あえてダイエーグループ創業者の中内功氏が理事に就いているのか(03年12月以降)、不思議ではある(なお、東映の岡田茂元社長はもっと以前から就任し続けている)。…

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