アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(384回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(6月24日~6月28日)

プロフィール 投資歴25年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は38,596円と、前稿比-219円(※前項+134→ +196→ ▲158→ ▲141→ +558→ ▲7→ +301→ +867→ ▲2456→ +532→ ▲1377→ ▲519→ +2181→ ▲982→ ▲222→ +812→ +612→ +1590→ +739→ +407→ ▲212→ +386→ +2200→ +208→ +198(2023年12月4週))となった。
日経平均先物は38,490円までちょい下がって引けている。※本年高値は3月22日の41,088円。

NYダウは、週間で+561ドル高となる39,150ドル(※前稿比▲210→+113→▲384→▲933→+491→+837→+436→+254→+3→▲921→▲1465→+893→+762→▲9→▲364→▲45→+504→▲44→+18→+545→+245→+271→+127→+80→+81)。本年最高値は5月21日の40,077ドル。
ナスダック100は19,700Pと、前稿比+40P高(※前稿比+659→+464→+271→+262→+385→+271→+172→+681→▲966→▲105→▲146→▲85→+531→▲210→▲285→+365→+252→▲276→+319→+222→+107→+481→+527→▲471→+154)。先週が史上最高値圏であった。2023年の高値は11月22日の高値16,212P。
先週末は、米国のトリプルウィッチング(メジャーSQ)だったが、半導体がちょい弱だったことを除くと、特になにもない、さざ波デイだったようだ。

ただ気になるのは、これまでナスダックを一手にけん引してきた「NVIDIA」のチャート。
出来高が増加しながら下落してしまっており、これは普通に考えれば天井なのだろう。業績面からもそうではないという意見も出ているが、まずは様子見が賢明だということは間違いない。
またこのSQ後は、株式市場の潮目が変化することが間々ある。ここから例年、相場としても7月に関しては、強いアノマリーがあるものの、8月、9月は、例年ワーストを争うヒドイ市況となることも忘れてはならない。

とくに今年は、そろそろ米国市場は選挙シーズン入りするだろう。いまのところ、バイデンVSトランプに決定打はなく、またどっちが勝っても相場にはそう大きな差がでなさそうだが、相場は不安感に弱い生き物なので、ここで下がっている半導体株など買おうものなら穴の毛まで抜かれる可能性がある。自重されたし。

売買代金に関しては、2月~5月まで、デイリーの平均でも5兆円以上あったはずが、足元の6月はなんと3兆円台の後半まで下がってきている。海外勢の売買動向に関しても(※テクニカルの項で後述)、まったりとした動きで、どうしたいのかがまったくわからない状況だ。
しかしこういう時は、新興市場の株がバブルになりやすいというのが相場の常。 主力株が、まったりヨコヨコでいてくれるなら勢いを増しそうだ。そしてすでにそれを示唆するかのように、グロース市場の出来高は、少しずつ上がり始めている気配。また呼応するように、海外勢が6月2週目に15週ぶりに買い越してきた(※テクニカルの項で後述)。

さて、取らぬ狸の皮算用であるものの、どこまで上がるのか!? に関しては、ずばり75日線の672P、200日線の694Pを目指すと強気に宣言しときたい。筆者は9月限を買っているが、もう何かのきっかけで割安水準訂正がドカンとくるものだと信じており、最低でも上記ラインまでは引っ張る予定だ。※いくらなんでも、どんなクソ市場だとしても割安すぎだろうことがその理由であり、下がりだした投げ売りをオススメする。

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