アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(376回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(4月22日~4月26日)

プロフィール 投資歴25年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は37,068円と、前稿比-2,456円(※前項+532→ ▲1377→ ▲519→ +2181→ ▲982→ ▲222→ +812→ +612→ +1590→ +739→ +407→ ▲212→ +386→ +2200→ +208→ +198(2023年12月4週))の超大幅下落となった。その後、週末金曜日は米国で半導体のSOX指数が大崩れしたこともあり日経平均CFDは、37,081円とほぼ横ばいになっている。
直近安値は2023年10月4日に30,488円(※30,269円がCFD最安値)。2023年の高値は6月16日の34,003円。

NYダウは、週間で+3ドル高となる37,986ドル(※前稿比▲921→▲1465→+893→+762→▲9→▲364→▲45→+504→▲44→+18→+545→+245→+271→+127→+80→+81)で引けた。
ナスダック100は17,037Pと、前稿比-966P安(※前稿比▲105→▲146→▲85→+531→▲210→▲285→+365→+252→▲276→+319→+222→+107→+481→+527→▲471→+154)。2023年の高値は11月22日の高値16,212P。

さて、まずは先週の筆者のトレードで、地合いの振り返りをしたい。
4月15(月)日経平均株価-290円
イスラエル・イラン問題で一定の解決があったことから、筆者は「市場はリスクオンになる!」と睨み日経平均先物6月限を購入。また先週のアルミ価格の上昇をみて「大紀アルミ」(5702)を追加購入した。
そして夜間の「米国3月小売売上高」の発表を前に、日経平均先物は念のため売却。これが大ラッキーとなる。この指標で数値が強すぎてしまったことから、米国の利下げは遠のいたと判断され、米国債の金利が一斉高に。もちろん株はここから崩れていった。ただ筆者はここでは、売りの反応ができなかった。

4月16日(火)日経平均-762円
昨日の「米国小売売上高」や、イスラエル・イラン問題が再勃発して、半導体株が一斉に下離れ。米国債券も弱含んでいる。筆者はここで、日経平均先物6月限の売りポジションを38,590円で立てた。これは自らの買いポジションを守るためである。

4月17日(水)日経平均-509円
PM14:00、オランダの最先端半導体「ASML」が決算発表をしたが、ガイダンスでは、まさかの「受注が悪い」という信じられない話が飛び出した。2024年全体では予想通りと会社は言うものの、株式市場としては予想を越える数値を期待しており、そうならなければナダレが起こるということなんだろう。寄り付きのAM9:00には、売気配で始まっていた半導体株が多かったが、その後押し目買いなどで少し強くなりかけていたが、この決算後は一斉崩落。
そして筆者はここで、一回先物をリカク。最高の展開になってしまって逆にビックリだ。そして、この成功体験が筆者を買いで動かしてしまう。「アドバンテスト」(6857)を大きめに買ったのだ。ここでハイリスクな半導体株を買った理由は、「FRBの高官がタカ派発言ばかりし続けたことが地合い悪化の理由であり、もう出尽くし」と感じていたのだ。

4月19日(金)日経平均-1011円
前日PM14:30にでた「TSMC」社の決算では、ガイダンスも含めて合格点だと評価され、半導体関連は大引けにかけて強くなっていったのだが、夜の米国市場では、先端半導体の分野ではなく、スマホやPCのほうで、当初前年同期比+10%以上の伸びが見込まれていたが、今回+10%程度に落ち着いたことを悪材料視され、半導体株がすごい勢いで下がりだす。マジかよ。
ただ、筆者は「アドバンテスト」(6857)を寄りついて上にいったことを確認して、ナンピン購入。そもそも同社を選んだのは、先じて株価が下げていたから。そして本日の下げ幅は東京エレクトロン、ディスコ、スクリーンなどと比べて半分程度のもので、ようするに、もう売り物が少ないということだと感じたわけだ。
しかし、AM10:00突如、狂ったような投げ売り暴落がきて、半導体株が一斉に下がりだす。何事かと思ったら「イスラエルがイランの空港を爆撃した」などの報道が出ていた。ただそういう理由なら、と筆者は耐えることに。
しかしこの瞬間(1時間くらい)は、これはもうものすごいリスクオフモードで、なんと米国債は金利が下がりだし、価額は一斉に上がりだす始末。
そして最終的に、後場も引けにかけて強含んだこともあり、さらに同社株をナンピンしてしまっている。

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