アクセスジャーナル記者 山岡俊介の取材メモ

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≪連載(372回目)≫アッシュブレインの資産運用ストラテジー 今週の相場展望(3月25日~3月29日)

プロフィール 投資歴24年、兼業投資家。投資で勝つために必要なのは、1に「メンタル」、2に「需給」を読む力、3に「ファンダメンタルズ分析」だと考えている。安定した資産形成を促すことを心がけている。

≪先週の相場振り返りと今週の見通し≫
先週金曜日の日経平均株価の終値は40,888円と、前稿比+2,181円(※前項▲982→ ▲222→ +812→ +612→ +1590→ +739→ +407→ ▲212→ +386→ +2200→ +208→ +198(2023年12月4週))の特大の上昇になった。ただ、もう慣れたか。日経平均CFDは40,720円と小幅安になっている。
直近安値は2023年10月4日に30,488円(※30,269円がCFD最安値)。2023年の高値は6月16日の34,003円。

NYダウは、週間で+762ドル高となる39,476ドル(※前稿比▲9→▲364→▲45→+504→▲44→+18→+545→+245→+271→+127→+80→+81)で引けた。
ナスダック100は18,339Pと、前稿比+531P高(※前稿比▲210→▲285→+365→+252→▲276→+319→+222→+107→+481→+527→▲471→+154)。2023年の高値は11月22日の高値16,212P。 (※FOMCの結果内容 前稿の画像と比較して変化をみれます)

先週1週間の日経平均株価指数は+2,181円の特大の上昇だったが、週明けから分かりやすい違和感があった。18日(月)は4兆6092億円の薄商いの中、+1033円もの強い上昇となったのだ。ようするに「売り需要が減り、買い需要が勝った結果の上昇!?」だと感じたのだ。場が引けた後に、明日の日銀会合は100%折り込んでいるし、そろそろ3月期末が見えてきた事で、GPIFの売り需要も織り込んでイケイケなのかな?と感じていたら、翌日の日銀会合を受けて為替(ドル円)が強い円安に。
水曜日は休場だったが、木曜日には商いが5兆9014億円まで膨らんで+812円高となったことには、「単純に強い!」と思わざるを得なかった。
ちなみに、グロース市場の方も木曜日は2654億円、金曜日は2198億円の大商いとなって堅調だったので、「もしかすると今度こそ!」の可能性があるので注視したい。

ただ、筆者は愚かにも動けなかった。
そもそも、先週の19日(火)の後場に入ってすぐの日銀会合の結果発表後、市場の動揺が凄まじく、まるで大地震の余震のように幾度も株価に襲い掛かり右往左往するものだから。当初は日銀会合のリーク情報がこれでもか!と出る中、筆者の保有する「住信SBIネット銀行」は強い気配だったこともあり、日銀会合の展開次第では買い直そうかと考えていたのだが、あえなく2,070円程度の安値でリリースすることに(泣)。これにはもちろん言い訳があって、同業の「楽天銀行」が一時-5%まで下がったりしたので、まだプラマイゼロラインであった「住信SBI」がこれから暴落しそうな悪寒が走ったのだ。
ただ、同日中に「楽天銀行」株も素敵に切り返したので、筆者も「住信SBIネット銀行」を買い直す時間はあったが、ここまでの年初からの上昇率(+33%)を加味して、短期的には上値がないと考えてしまった。
また、植田日銀総裁の記者会見を終えての市場の解釈が、事前予想通りに「引き続き緩和的な状況を維持する」という方針だったため、銀行株にはもちろんマイナスに寄与すると思ったのだ。

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